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「~した方がいいかも」を英語で言うと
以前、英語で相手にやんわり提案をするときに、使えるフレーズをご紹介しました。
その記事の中で、”You should~”は、「~するべき」と、ちょっと強い表現になるとお話ししました。(こちらの記事→「Why don't youとWhy don't we~控えめに提案する~」)
「~したらどうかな?」とやんわり提案するWhy don't you とWhy don't weがありますが、それよりもう少し強く提案するときのフレーズをご紹介します。
You might want to~
mayとmightの違い
mightはmayの過去形と習ったと思いますが、実際はmayよりも少し控え目なニュアンスで使われることが多いです。He may be late. 彼は遅れるかもしれない。
He might be late. 彼は遅れるかもしれない。
日本語で言うと同じ訳になりますが、
He may be late. の方が「彼が遅れる」確率が高い、確証がある。
He might be late. の方が「彼が遅れる」確率が低い、確証があまりない。
つまり、mightの方が「かも」のニュアンスをより含みます。
He may be late. 彼は遅れるだろう。
He might be late. 彼は遅れるかもしれない。
となります。
You might want to~
「~した方がいいかも」「~するといいよ」
「かも」というニュアンスのmightを使って、提案をするフレーズがYou might want toになります。以前ご紹介したWhy don't you ~?~したらどう?は、相手に投げかけるだけだったのに対し、You might want to~は「した方がいいと思う」自分の意見がより入っています。
強い表現のshouldと、やんわり表現のWhy don't you と比べてみましょう。
You should hurry. 急ぐべきよ。
Why don't you hurry. 急いだらどうかしら。
You might want to hurry. 少し急いだ方がいいかも。
You should ask him. 彼に聞くべきよ。
Why don't you ask him? 彼に聞いたら?
You might want to ask him. 彼に聞くといいかも。
当然、状況によって正解が変わってきます。shouldを使って指示出しをすることもあるでしょうし、Why don't you を使ってやんわり提案をするだけにとどめておく場合もあるでしょう。(状況や言い方によってはWhy don't you も強い表現になりえます)
I might ~
might want toを使うとき、主語はyouだけではありません。He/She might want to 「彼/彼女は~した方がいいかもね」
We might want to 「私たちは~した方がいいかもね」
自分のことにはどうでしょう。
I might want to go to New York.
ニューヨークに行きたいかもしれない。
I might want to see him.
彼に会いたいかもしれない。
先述した通り、might は mayより確率が低いです。
なので、自分のことだけど不確かなこと、頭の片隅にある程度のことについてはI might want toを使えるかもしれませんが、自分のことを話すときはmay の方が良いかもしれません。
want to をはずして、I might~、I may~の表現(~するかもしれない)はとても使えます。
ニューヨークに行くかもしれない。
I may go to New York.
I might go to New York.
こちらの記事もご覧ください↓
Why don't youとwhy don't we~控えめに提案する~
相手にやんわり(押しつけがましくない)提案をしたいときのフレーズをいくつかご紹介します。 You should=「〜した方がいい」「~するべき」と習いましたよね。 なにかを提案するときに、使う人は多いと思います。 しかし、このYou shouldはネイティブの感覚ではちょっと違います。